[本]他人を見下す若者たち

仮想的有能感

2006年刊行の書籍。約20年前の風潮を、振り返ることに、今は、あまり興味が持てなかった。

 

他人を見下して相対的に自己肯定感を得ようとする人達は、古来から今に至るまで、若者に限らず一定数常にいる人達であり、程度の差こそあれ、誰でも持っている思考回路だと思う。そのような傾向が特に近年(20年前)顕著になった、とも思わない。