[本]他人を支配したがる人たち

身近にいるマニピュレーターの脅威

 

負け試合には手を出さない。

勝ち目の無い戦い。自分を操作しようとする相手をなんとかして変えようとする試み。

 

行動は素早く起こす。

山の斜面を下るブレーキの壊れた列車は、降り始めたその瞬間がもっとも容易に止めることが出来るポイントだ。ひとたび勢いがついてしまうと、どんなに効果的な対応も手遅れになってしまう。

 

彼らは心のブレーキが欠落している。

攻撃の最初の兆候が伺えた時点で行動を始める。相手の攻撃が始まったと感じた瞬間に正対する。素早く行動し、劣勢に立つのを避け、パワーバランスを好ましい状態にする。相手には一筋縄ではいかないという印象を与えることが出来る。