自省録 マルクス・アウレリウス

当時はストア派が主流。

禁欲主義。

 

39才でローマ皇帝になる。

五賢帝時代。最後の五賢帝

 

一日の終わりに瞑想し、思いを振り返る。

 

欲望は、自分の力でどうにかなるものに注力する。

なにより君自身がもう一度チャレンジしようと立ち上がり、

戻るべき場所に戻ろうとしている、その事実を愛してあげるべきでは

ないだろうか。

 

なにもかもうまくいかないことは、生きていればよくあること。

 

理想通りでなくていい

前進しているのなら満足せよ。

 

向かっている方向が間違っていなく、

ちょっとでも進んでいるのならばそれでいいじゃないか。

 

心が乱れない状態。

「アパテイア」を目指す。

 

変化が求められているのは君自身なのだ。

留まるのではなく、代わり続けることが

この世界にとって自然なこと。

 

老いることも、死ぬことも自然な変化の一つである。

変化を受け入れて生きていく。

ネガティブな感情を抱くことは好まない。

変化を受け入れて生きていく。

 

しかし、アウレリウスは頭ではわかっていても、

それでもなお変化を恐れている自分を内省によって発見し、その態度を

改めようとした。

 

人間の一生は短い。

そして君の人生はもう殆ど終わりに近づこうとしている。

 

無気力にならず、嘘によって自分を飾らず、

心の平穏を保ちながら

毎日を「人生最後の日」のように過ごす。

それが本当の賢者というものだろう。